釜谷池 夏のクリーンキャンペーンと安全点検
7月10日(日)、中ノ番水利組合と高丘連合自治会で構成する「釜谷池ため池協議会」主催のクリーンキャンペーンと緊急の安全点検が行われ、私も参加しました。
高丘の東側には、岩蛇池・中笠池・稲葉池・釜谷池の4つのため池群があり、美しい景観が残されています。
同協議会では、池を地域に開放するとともに農業関係者と地域住民らが力を合わせて維持・管理を行い、地域の宝であるため池をさらに親しみ深いものにしていこうと、様々な取組が行われています。
毎年12月には、協議会関係者とため池清掃ボランティア『ため池清掃志隊』が力を合わせてクリーンキャンペーンを行っていますが、今年は、初の試みとして夏のクリーンキャンペーンが開催されました。
さらに今回は、7月3日に野の池(二見町西二見)で発生した事故を受け、中の番水利組合が管理するため池(7か所)の安全点検も行われました。明石市が7月5日から市内107か所のため池を対象に行っている総点検の一環です。
大久保地域のため池は、フェンスがないところが多く、その多くが自然な形で残されています。ある水利組合の関係者は、安全対策が重要なのは言うまでもないが、協議会の様々な活動を通じて、地域住民にため池に対する理解を深めてもらうことが大切ではないかと話していました。(記:辻本たつや) |