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2010年3月15日

保育予算を増やし公立保育所の増設を

景気低迷で共働きの家庭が増え、全国的に待機児童が増えています。明石市でも認可保育所に入れない待機児童が急増しています。3月8日、本会議代表質問で沢井きよみ議員は公的保育の立場から公立保育所の増設を求めました。
2月1日現在の市の待機児童数は、169人(明石方式では317人)です。待機児童の解消のため、定員の弾力的運用などで受け入れ枠を拡大し、定員超過率120%以上の保育所は公立で6か所、私立で14園、うち140%を超えている保育園が2園にも及んでいます。
私立保育所の新設・増改築等に利用できる安心子ども基金は、公立保育所は対象外です。しかし、地方交付税のなかには、児童福祉施設費が算定されており、公立保育所の整備費は財源保障されているといえます。また、「きめ細かな交付金」で、新年度で予定していた事業の前倒しによって浮いた財源もあり、これらの財源を活用した公立保育所の施設整備を強く求めました
沢井議員は「保育所の増設により、子どもたちの環境が守られるだけでなく、子育て世代が安心して働き続けられ、保育士の雇用が増えるなど、雇用対策としても効果的である。何よりも、待機児童問題の解決には保育予算を抜本的に拡充して、認可保育所の増設に本気でふみだすこと以外にない」とのべ、市の公的保育への姿勢をただしました。

「財政状況も厳しい」と副市長

友國副市長は「安心こども基金を活用した、民間保育所の新設や増改築などの施設整備の促進を図るべく、準備を進めている。今後も、民間活用による受け入れ体制の拡充を図るとともに、国の幼保一元化の動きの中で、幼稚園施設の活用の検討を進める」と答弁しました。
また、安心こども基金の活用で、現時点では施設の新設・増築が6ヶ所、総定員で150名程度の増員と聞いていると答弁しました。(安心こども基金の事業は平成23年末までの限定。県に申請。)公立保育所の新設・増改築等については財政状況等も非常に厳しいため、当面民間活力の活用を中心に対処したいと答えました。

4月から上限なしの入所も

厚生労働省の定員超過の上限撤廃通知は、これまで入所率が4月1日現在で115%、9月末までは125%、10月以降は制限なしという内容だったものを、4月当初から面積や保育士数が最低基準を満たす範囲で、制限なしで入所させることが可能になるというものです。
沢井議員は、「最低基準は昭和23年、戦後すぐの貧しい状況下で定められて以来ほとんど改善されていない。あまりに低いため自治体は独自に基準を上回る施設を整備してきた。子どもたちに犠牲をおしつけることはやめるべきでは」と市の見解を求めました。
 副市長は「子ども達がより健やかに成長できるよう、これまでも取り組んできたとおり、児童の安全や保育環境の確保に十分意を用いつつ、民間保育所の経営者等関係者のご意見もふまえながら、保護者の保育ニーズに的確に答えていくよう努めたい」と答弁しました。

 

※待機児童の数について
厚生労働省の待機児童の基準では、入所可能な保育所があっても第1希望の保育所に入るために待機している児童や、無認可保育所を利用しながら認可保育所を待機している児童は数から除かれているため、人数が少なくカウントされます。
明石方式はそれらも含めた人数でより実態に近い人数です。現在の待機児童数は市のホームページで確認できます。

明石市ホームページの関連ページ

【参考資料】

2010年3月1日現在 待機児童数

- 公立(11箇所) 私立(29園) 合計
国基準
78人
124人
202人
明石方式
153人
203人
356人

 

2010年2月現在 保育所定員超過率

- か所数 定員超過の保育園 110%〜 120%〜 130%〜 140%以上
公立
11
11
5
5
1
0
私立
29
27
8
10
3
2
合計
40
38
13
15
4
2

 

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