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2008年8月1日

生活文化常任委員会で熊本市を視察

観光振興の工夫 和の町並み・物産館整備・一口城士など

7月28日〜30日、生活文化常任委員会は、南九州市、熊本県宇土市、熊本市の観光振興の取組について視察しました。
南九州市は、昨年12月、南薩摩3町(川辺町・知覧町・頴娃町)が合併し誕生しました。知覧町では、観光客が増加傾向だった昭和50年代、武家屋敷群を生かした町並み整備に着手、平行して県道も和風の街づくりが採用されました。市民にも協力をよびかけ、新築は高さ10メートル以下、銀ねずみ色の瓦屋根、外壁の色や石垣や生垣の利用などを指導します。市はお願いのみで助成などはありません。

07年の約105万人の観光客の6割は知覧特攻平和会館の見学です。
平和会館では特攻隊員の生々しい状況と、明石市出身の2人の方が出撃された事もうかがいました。また、命や平和について訴えるスピーチコンテストが毎年8月15日に開かれ、今年で19回目で、全国から約4000人の参加があります。

道の駅で活性化 入場者12倍に

 熊本県宇土市は、人口3万8000人の町に、年間122万人余もの観光客があります。国体のヨット競技で整備された「海の駅」宇土マリーナの利用があまりなかったものを、JAや漁協との連携で「道の駅」として物産館を整備したためです。以来、5万4000人ほどの来場者が、一気に70万6000人になり売上額も約3億円に(2億7800万円が水産品)。
 また、日本の渚百選にも選ばれた「御輿来海岸」があります。干満の差が5メートルもあり遠浅の干潟も見ることができました。これに夕日が重なるとすばらしいそうです。

熊本城を再建し観光の中心に

 熊本市役所は、熊本城の目の前です。13階建て庁舎の最上階に展望回廊とレストランがあるのにびっくり。また、庁舎建設後に景観条例を制定し、高さ制限をしているのに2度びっくりしました。熊本城では、さまざまなイベントを実施しています。今年開催された四百年祭は54万人の入場があり、市民にお城を再認識してもらう機会となりました。
 本丸御殿再建に際し、1口1万円の「一口城士」を募り12億円も集まったそうです。

 また、市民による観光ボランティアの育成を行ない「まち歩きツアー・熊本さるく」で10コースの市内散策を市民ボランティアにゆだね、観光に一役買ってもらっています。観光客はもちろん、市民が地域の魅力を再発見できるきっかけになればと考えているとの話しに、住んでよかったの街づくりの原点と思いました。

 有名な「火の国まつり」は、今年31回目となります。花火はお城に隣接する野球場から打ち上げるので火の心配はありません。見物客8万人の安全のため警備費に1800万円かけています。
 3市とも、申し合わせたかのように、平成23年の九州新幹線全線開通を目指し、関西圏の観光客誘致に取り組む一方、中国などアジアの国々へも働きかけていくと強調されていました。
 しかし、重油高騰、景気低迷の影響で、観光客は減少傾向です。観光資源が、市民の財産として活用されているのかも、検討課題ではないかと感じた3日間でした。(記:つばきの利恵)

写真上:平和会館にはたくさんの千羽鶴。修学旅行生も多く訪れる。 
写真下:熊本城

 
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