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2008年7月24日

教育委員会を傍聴:教科書の選定で論議

6月から3回の教育委員会を傍聴しています。
7月24日の会議の議題は、平成21年度から使用される小中学校・障害児学級・養護学校・明石商業高校の教科書の採択でした。採択の流れは、教育委員会が協議会に諮問し、協議会が調査検討し答申を出す。その答申を受けて教育委員会が決定するとなっています。
教科書採択は4年に1度。H20年度の新指導要領に基づいて出版社が教科書を改正するため、今年はどの会社も新しい教科書を出しておらず、前回と同じ本の中から選ぶことになります。
6月12日の教育委員会では、教科書の選定について委員から、「選択する時間が短かい」「教育委員会は決定機関としての責任がある。当日でなく事前に答申で選ばれた実物の教科書に目を通して選ぶことが必要」「比較した際のポイントをまとめた資料を作り委員が見られるようにしたらどうか」などの意見が出ました。

しかし7月24日の教育委員会は、当日の会議前に実物を閲覧する時間を設けた従来の方法で行われました。協議会から調査報告があり、学校教育課長より、小中学校については前回と同じ教科書を使用するという案が説明されました。
委員から、「前回の本と同じということだが、資料あるいは現物を短時間で見て判断できない。協議会委員の判断の根拠がはっきりしないし、この時点で決めるなら協議会の判断を信頼してということになるが、それでは言葉は悪いが形骸化ということになるのではないか。時間が短すぎる。別の日に集まって方針、あらましの報告を受けたい。今のままで判断することは難しいという印象。」という意見が出されました。
学校教育課長は、「H16年度の時は理由を詳しく書いたものを提出し検討した。当時の選定理由を尊重して今回はこのような形にした。」と答えました。
塾講師の経験がある委員から、「塾の教材を選ぶときにも、なぜこれを選んだかの理由があり、今でもそれを言うことができる。委員の選定した理由のイメージを知っていれば、明石市の教育のイメージが伝わる。選ばれたものも選ばれなかったものも内容は同じか?」と質問がありました。教育委員会事務局は「個人的な好みはあると思うが内容的には同じ、検定を通ってきたものなので似通っている」と答えました。
委員は「歴史上の認識などについてかなり差があるということも聞くが、同じような内容なのか」とさらに質問しましたが特に答弁はありませんでした。
他にも、現場の教員が使ってみてどうかの意見は出ているのか、教員が他の教科書に触れる機会はあるのか、など教科書についての質問が活発に出されましたが、教育委員会として、教科書をどう選ぶかの議論が盛り上がらなかったように思いました。また委員会の議論をその後に活かせているのかも疑問が残りました。市民の注目が議論を活発化させる要素になると思いますので、ぜひ皆さんも傍聴に足を運んでください。

明石市教育委員会のHP(教育委員会の日程もお知らせしています。)

 
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