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2007年11月16日

出産の受け入れ休止を発表

来春以降の産科医が確保できず

明石市民病院は、11月16日、来春以降の産科医が確保できず、来年6月から出産受け入れを休止すると発表しました。病院側は「医師を確保し早急に再開したい」としていますが、全国的な医師不足の中、早期の再開は困難な見通しです。

市民病院の産婦人科常勤医3人は、夜間当直勤務を3日ごと、月に8回こなしています。連続30時間以上の当直勤務があり、お産には年末年始も土日も関係ないので休めない過酷な勤務実態です。
同病院は地域医療の拠点として、出産に24時間対応するため、産科医1人が夜間に常駐しています。常勤医師は、かつては4人いましたが、2007年4月から3人に。非常勤医師が週に1回当直を担当しているなど、ぎりぎりの態勢で勤務をまわしてきました。しかし、常勤医のうち1人が08年5月末で契約が切れ、退職する予定。同病院はこれまで、複数の大学医局に医師派遣の要請や、公募をしましたが、新たな医師の確保が出来ず、「常勤医2人では24時間体制で取り組むお産に対応できない」と判断、休診を決めたものです。

リスクを伴う出産の場合 市外へ搬送

18の診療科と約400床のベッド数を有する市民病院は、地域の中核病院として、1次、2次医療を担っています。産婦人科の取り扱ったお産は去年1年間で441件。自然分娩だけでなく、妊婦が合併症で他の診療科との連携や高度医療設備が必要な場合の出産にも対応してきており「市内産婦人科のバックアップ」(同病院事務局)にも当たる存在でした。しかし、出産の中止で、今後は市内外のほかの医院、病院に頼らざるをえなくなりました。リスクが伴う出産のケースは、態勢が整う県立こども病院(神戸市須磨区)や、加古川市民病院(同市米田町)が受け入れ先となります。

民間委託の検討はじめる

同病院では引き続き医師を探し、分娩再開を目指しますが、確保できない場合産婦人科を婦人科だけにするなど、診療体制を見直す必要もあるとしています。また、市内産婦人科医院との連携強化、民間委託、助産師の活用などの検討も始めているとのことです。

県内の公立病院では高砂市民病院、小野市民病院などのほか、昨春から西宮市立中央病院が産科を休診中。産科医不足の影響が、都市部でも広がり始めています。


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