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旧農業センター解体へ

2007年5月25日

 

「牧場をなくさないで」と存続を求める声が寄せられていた農業センター(大久保町松陰)は、今年3月定例市議会で3月末での廃止が提案され、日本共産党以外のすべての議員が賛成し廃止が決定しました。今年度、解体に要する費用として700万円の予算が組まれており、すでに工事の入札が行われています(予定価格:652万2857円で5月17日開札)。

300万円もかけて改修工事をしたばかりなのに・・・

2005年5月に発表された行政改革実施計画で、2010年度以降に指定管理者制度へ移行するとの方向性が示されていた農業センター。市の酪農業の振興にとって非常に重要な施設であり、突然の廃止決定に疑問の声が上がりました。本会議と常任委員会をとおして日本共産党市会議員団は、市民から存続を求める声が寄せられていることを紹介するとともに、同センターが果たしてきた役割の大きさから存続するべきと存続を求めました。また、昨年約300万円かけて修理したばかりの施設を、簡単に解体してしまうことは理解できないと予算案に反対しました。

明石市農業センターは、1974年(昭和49年)1月に市酪農農業組合が運営する(社)酪農センターから乳牛の預託事業を引き継ぎ、市の直営施設として開設。酪農振興をはかるため、人工授精、乳牛預託事業などを市内酪農家の優良後継牛確保に貢献してきました。また、牛が放牧されるなど牧歌的風景が広がる同地は、石ヶ谷公園や中央体育館と隣接していることもあり、憩いの場として多くの市民に親しまれてきました。しかし一方で、この間、市内の酪農業の状況は、開設当初の1975年(昭和50年度)に比べ(酪農家67戸、乳牛の飼育頭数1691頭)、乳価の低迷・牛乳消費量の減少などによる収益の低下、市街化の進展による悪臭苦情の増加など経営環境の悪化や後継者不足などもあって、戸数・頭数ともに年々減少し、2006年(平成18年度)では、酪農家は12戸、飼養頭数は443頭と大幅な減少となっています。
市は、この減少傾向は今後も続くものと考えられるとともに、飼養頭数の減少に伴い預託対象となる育成子牛数が減少し、農業センター預託分を近隣の民間預託施設などへ振り替え預託することが可能となっていると説明し理解を求めました。

今後も市民の憩いの場として

農業センターの跡地は、石ヶ谷公園と隣接していることもあり、多くの市民が訪れるところです。跡地の利用について辻本たつや議員は、土地の利点を生かし市民の憩いの場として引き続き市民に親しまれるような活用方法を検討するよう求めています。

<参考>

  1. 廃止に伴う経費の削減額(H18年度当初予算概要)
    1. 人件費:4564万円(正規職員5名、嘱託及びアルバイト職員2名分)
    2. その他:963万9000円(預託飼料費、高熱水費等)
  2. 農業センター所管業務の今後の実施方法
    1. 人工授精業務を含む乳牛の預託業務は、明石市内の酪農家が加入している東播酪農農業協同組合で実施。
    2. 家畜共済事務、家畜衛生業務及び市民農園業務は農水産課で実施。
酪農家数・乳牛飼養頭数の推移
年度 酪農家数(比率) 乳牛飼養頭数(比率)
昭和50 
67戸(100%)
1691頭(100%)
昭和60
44戸( 66%)
1219頭( 72%)
平成7 
18戸( 27%)
785頭( 46%)
平成17
14戸( 21%)
507頭( 30%)
平成18
12戸( 18%)
443頭( 26%)

 

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