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西新町「ホテル」建設 市長のあっせん案不成立

2006年10月23日

 

県「現時点では確約は難しい」と回答

西新町3丁目のホテル建設予定地を、山陽電鉄連続立体交差第2期事業の工事ヤードとして借り上げるよう明石市長が兵庫県に申入れを行っていたことについて市は10月23日、不成立となったと発表しました。兵庫県からは現時点で確約することは難しいとの回答を得、県からの回答を施主に伝えたところ困難との回答を得たといいます。これにより、市長のあっせん案は全て打ち切りとなります。

県は市の要望に対して、出来る限りの検討をしたが、工事の開始が1〜2年後になることや施工業者に依頼することは出来るが確約することは難しいとの見解に至ったと説明。また、施主は、必ず借りてもらえるとの確約が無いことや、借り上げが行われるとしても1〜2年後になることをあげ困難と述べたといいます。

明石市の北口寛人市長は10月3日、「西新町地区のまちづくりに関する要望書」を兵庫県に提出。山陽電鉄連続立体交差第2期事業の工事ヤードとして、ホテル建設予定地を借り上げるようもとめていました。

西新町「ホテル」建設に関するこの間の経過 (2006年8月24日以降)

8月24日
施主側から明石市都市整備部開発審査課へ、建設リサイクル法に基づく旧パチンコ店の建物解体の届けが出される。
8月25日
解体業者から、旧パチンコ店建物の解体についてのお知らせが、近隣住民に提出される。
8月29日
『西新町ラブホテル建設反対同盟』が明石市役所を訪れ、旧パチンコ店解体に関する申入れを行い、この間の経緯について市の担当者から説明を聞く。
解体に関する届けに必要な書類は全て揃っている。アスベストのサンプリング調査についても行われており、『不検出』との結果が出ていると説明を受ける。
8月30日
『西新町ラブホテル建設反対同盟』の船上会長代行(当時)ら役員3名が解体業者事務所を訪問し申入れを行う。
申入れには、日本共産党の辻本たつや市議と、地元選出のI議員(本人の希望により名前の掲載不可)が同席。
申し入れた内容は
1.解体工事の事前説明会の実施
2.住民代表による旧パチンコ店建物内への立ち入り調査実施と、鉄骨への吹き付け材(耐火被覆材)等のアスベスト使用の有無検査を行うことを許可すること
8月31日
『西新町ラブホテル建設反対同盟』が施主事務所を訪れ申し入れ書を提出。
解体工事の事前説明会に、施主が同席するよう求める。
9月1日
施主事務所に前日持って行った申し入れ書と同じものを郵送。
9月4日
施主に送付した申し入れ書が未開封のまま返却される。
9月5日
解体業者から、8月30日に『西新町ラブホテル建設反対同盟』が申入れを行った内容についての解答が、船上代表代行(当時)に寄せられる。
解体業者は反対同盟の要求を受け入れることを表明する。
9月6日
ホテルの建設計画が明らかになってちょうど2年目を迎える。
午後7時から王子公民館で『西新町ラブホテル建設反対同盟』の第5回会議が開かれる。近隣住民約50名が出席。日本共産党の新町みちよ県会議員辻本たつや市会議員、地元のI議員(本人の希望により名前の掲載不可)が出席。
9月12日
旧パチンコ店の建物内に、地元住民が入り調査を行うとともに、反対同盟から依頼を受けた川重テクノサービス株式会社(明石市川崎町)の職員が、建物の鉄骨部材に吹き付けられている耐火被覆材を採取する。同社は、「検査に3週間程度を要する」と述べる。
解体業者からは、解体工事には施主は出席しない旨が報告される。
9月13日
神戸新聞明石版に、12日の動きについて報道される。
神戸新聞では「解体業者は調査結果が出た後、施主も出席して解体工事の説明会を開くことを確約した。」という記事が掲載されたが、参加者から、「そのような発言は無かったのではないか」との指摘がされた。
9月16日
9月13日付神戸新聞の報道に誤りありと指摘する文書がファックスで送付される。
12日に行われたサンプリング調査の際に、解体業者が発言した内容は
1.解体工事に関する説明会は解体業者が行い、施主は出席しない
2.ホテル建設に関する近隣説明については施主の出席を前提として行うように解体業者が施主に進言する。
など
9月21日
『西新町ラブホテル建設反対同盟』が、解体業者に申し入れを行う。
申入れ内容は
1.アスベストのサンプリング調査結果は、検査機関(川重テクノサービス)が3週間語に結果が出ると説明している。結果については報告があり次第、解体業者と施主に報告する。
2.解体工事の説明会についてはアスベストの検査結果が出た後に行うこと。
3.説明会については屋内で行うこと。
4.『西新町ラブホテル建設反対同盟』の船上会長(当時)が、施主と面会できるよう労をとっていただくこと。
9月25日
解体業者から、9月27日午前11時から、現地で解体工事についての説明会を開催するとの連絡が、船上会長代行(当時)のもとに寄せられる。同時に、解体業者から次のような指摘があった。
19日付Faxに対する返事が未だ届いていないこと
同日、緊急会議が開かれ、船上会長代行(当時)は「19日付Faxへの回答が無い」ということだが、受け取っていないのでわからないと述べる。
9月26日
午前に『西新町ラブホテル建設反対同盟』の関係者が集まり、再度緊急会議を開催し27日の対応について協議。同日午後に、船上会長代行(当時)と地元自治会の安藤会長が、解体業者の事務所を訪問し、この間のやり取りの中で発生している認識の違いについて話し合う事を確認した。
同日午後、船上会長代行(当時)と地元自治会の安藤会長が、解体業者の事務所を訪問。日本共産党の辻本たつや議員が同行した。
以下は確認した内容
1.19日付Faxについて、船上会長代行(当時)は「届いていない」と述べているが、解体業者はNTTのFax送信記録を所有しており確実に送信されている。船上氏は特に反論なし。
2.アスベストのサンプリング調査結果が判明するまで3週間かかるというのは川重テクノサービスが述べていることであり、反対同盟としては故意に結果が判明する時期を遅らせているわけではない。
3.しかし、解体業者が独自に行った再調査(9月12日以降に実施)の結果は既に出ている。3週間というのはあまりにも長すぎる。
4.解体業者が独自に行った再調査では、アスベストは全く含まれていない(0.1重量%以下)との結果が既に出ているので、川重テクノサービスの検査結果を待っても意味が無い。
5.解体については丁寧に行う。
6.近隣住民には丁寧に対応する。
9月27日
午前11時から、予定通り説明会が開かれたが、冒頭に船上会長代行(当時)が、抗議文を読み上げ解体業者に手渡した。近隣住民ら約20名が参加。
抗議文の概要
1.川重テクノサービスの検査結果が出るのを待たずに説明会を開くのはなぜか。
2.説明会の開催についての案内は2日前に送られてきた。住民に周知徹底する期間が短すぎる。
3.屋内での説明会を求めているのに、屋外でしかも平日の昼間に行うのはおかしい。
4.解体工事は『ホテル』建設とリンクしている。『ホテル』問題は2年以上の間住民が計画の中止を申し入れている問題であり、解体工事についてももっと丁寧に行うべきである。
抗議文に対する解体業者の回答
1.について
27日の朝、解体業者が川重テクノサービスに検査結果を問い合わせたところ「アスベストは検出されていない。結果についてはすでに口頭で地元代表者に伝えてある」と言っていた。結果が地元代表者に伝えられているのなら良いのではないか。逆に、既に結果を聞いているにもかかわらず、住民にも業者にも伝えていないのはおかしいし、不信感を抱く。
2.3.4.について
この件については、前日に船上代表代行(当時)と安藤会長との話し合いの中で結論が出ている問題である。
参加した住民は、説明を一切聞くことなく現地を離れた。
反対同盟は、川重テクノサービスに連絡し「なぜ、調査を依頼した者意外に検査結果を明らかにするのか」と抗議した。
川重テクノサービスは「既にI議員(本人の希望により名前の掲載不可)に結果を伝えていたので良いと思っていた」と理由を説明したが、軽率な行為であったと謝罪した。
9月28日
朝から解体工事スタート。
川重テクノサービスの営業本部長、担当課長、分析技術部副部長が「お詫び」と題した文書を持って『西新町ラブホテル反対同盟』の事務局が置かれている西新町商店街事務所を訪れる。
午後7時から、王子公民館で緊急集会を開催。市民30名とI議員(本人の希望により名前の掲載不可)とN議員(本人の了解を得ていないので掲載しません)が参加。なお、辻本議員は所用のため欠席。
会議では、船上会長代行が辞任し、西新町商店街振興会の勝村会長が新しく代表代行を務めることが確認された。また、副代表には、衣川地区愛護協議会の高山会長と、王子小学校PTAの松尾会長が副代表に就任することが確認された。
9月29日
『西新町ラブホテル反対同盟』の会長以下15名が明石市役所を訪れ、都市整備部長、環境部長にも申入れ書を提出した。
勝村新代表は、この間の経過を説明するとともに、今後、新体制での運動の継続を表明した。
反対同盟の申し入れ事項(概要)
・アスベストの調査にかかわる川重テクノサービスの対応と解体業者について
・解体工事についての説明会について、反対同盟としては未だ行われていないと言う認識であること
・反対同盟は、旧パチンコ店の解体について、ホテル建設につながるものであるから反対しているのであって、解体そのものには反対していない。
・近隣住民を対象にした説明会は必要と考えるので、早急に行うよう市として指導すること。
・反対同盟としては、今後、決起集会やデモ行進などの抗議行動を行い「ラブホテル反対」の運動を継続する。また、解体業者にも同趣旨の要望書を提出した。
9月30日
解体業者から、近隣住民に『解体工事のおしらせ』が配布される。
反対同盟の勝村代表が、解体業者にあらためて近隣住民を対象にした説明会の開催を申し入れ。
10月6日
西新町公民館で近隣住民に対する説明会が開かれる。
解体業者は、この間の経過を説明し理解を求めた。
近隣家屋の調査については住民と調整して行うことを確認し、危険箇所については早急に対処することが確認された。
10月12日
明石市の北口市長が、兵庫県に対してホテルの建設予定地を山陽電鉄連続立体交差第2期事業の工事ヤードとして借り上げるよう10月3日付けで要望書を提出していることが明らかになる。
10月13日:前日明らかになった、市長の要望内容が神戸新聞に掲載され、近隣住民から期待の声があがる。
『西新町ラブホテル反対同盟』発行の『ラブホテル建設反対運動についてのお知らせ』(通称Q&A)No.13が発行される。
Q&Aでは、この間の経過説明として、アスベストの調査を実施したが検出されなかったこと、今後、デモ行進を行うなど運動を継続することが述べられている。
同紙の末には、「『ラブホテル建設反対運動』は勝利するまで続きます。」と高らかに宣言されている。
10月23日
10月3日付けの市長の要望に対して、県から現状では困難との回答がよせられる。
 
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