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西新町「ホテル」建設
建築確認済証を交付したのは「日本ERI」

2005年12月9日
 

再確認の必要性は

質問する辻本議員 構造計算書偽造問題で、民間の確認検査機関「日本ERI」が元一級建築士の偽造を見落としていたことが明らかになっていますが、この検査機関が、明石市西新町に建設予定の「灰色ラブホテル」に、建築確認済証を交付していたことが明らかになっていることから、辻本議員は12月9日の本会議一般質問で、「ホテル」の建築確認済証を保留して再度問題が無いか検査するよう市に要求しました。
  市は、国土交通省から、問題となっている元一級建築士や木村建設等が関与した建築物について確認するよう指導されていると説明し、このホテルの再検査について否定的な見解を示しました。また、建築確認審査の過程で、「日本ERI」から市に対して何も連絡や問い合わせがなかったと述べ、同機関が地域の環境や実態を見ずに建築確認の作業を行っていた実態が明らかになりました。

施主は住民との約束を反故にした

 西新町の「ホテル」については、2005年3月5日に行われた地元説明会で、施主側が「今日から皆様の合意が得られるまで作業を全部ストップします」と述べていたにもかかわらず、2日後の3月7日に「日本ERI」に対して建築確認申請を提出。申請を受理した「日本ERI」は3月24日に確認済証を交付し、特定行政庁である明石市には4月4日にそのことが報告されていました。

西新町「灰色ラブホテル」の建築確認の流れ

月日 主な動き
3月5日 3回目の住民説明会開催(明康殿)。施主は「今日から皆様の合意が得られるまで作業を全部ストップします」と述べ、この後も繰り返し説明会を開催して話し合いを行うことを約束。施主が言う「手続き」には、建築確認申請も当然含まれている。
3月7日 施主が「日本ERI」に建築確認申請を提出し受理される。
3月24日 「日本ERI」から施主に対して建築確認済証が交付される。
3月25日 明石市議会では、2つの条例(市長案・議員案)をめぐって激しい議論が行われる。建設委員会には70名を超える市民が傍聴に訪れる。
本会議は、夜9時前に終了。市議会始まって以来の歴史的な一日となった。当然、「日本ERI」から施主に対して建築確認済証が交付されたことは誰も知らない。
3月31日 明石市都市整備部は、保留し続けていた「事前協議」の修了を部内決定。
4月1日 明石市から施主に4月4日に市役所へ来るよう電話で連絡。
4月4日 地元住民でつくる「ラブホテル建設反対同盟」が、市長に公開質問状を提出。
施主が明石市役所を訪れ、「事前協議」の完了を市からきく。
4月6日 都市整備部長から「事前協議」を完了したことが、関係議員に伝えられる。
※「事前協議」とは、『明石市開発事業指導要綱』に基づき開発事業者と市の関係各課が協議を行うもの。各自治体に、同様の条例があり、明石市だけ特別にあるというものではない。
  通常は、事前協議が完了した後に建築確認申請が出される。

事前協議完了から建築確認の流れが常識

 「事前協議が完了する前に建築確認なんて、常識では考えられない」と話すのは、市内で設計事務所を営む一級建築士さん。今回の構造計算書偽造問題でも、行く先々で質問攻めにあっていると言います。
  建築基準法『改正』前なら、法律はもちろんですが地域の実情を加味して丁寧な指導が行われていたということです。「建築確認」の作業を民間に開放し、「大切な部分がなおざりにされ、速さと安さが重視されている」と、民間確認検査機関の問題点を指摘します。
  事前協議が完了しないと建築確認を出せないという法的な根拠はありませんが、業界の常識です。「常識を二の次にすると安全も何もなくなってしまいます。構造計算書偽造の問題も同じことが言えるんじゃないですか。」と話していました。

●一般的な流れ
市に事前協議を申請 →市の関係各課と協議 →事前協議完了 →建築確認申請 →建築確認済証交付 →工事着手

●西新町「ホテル」の場合
市に事前協議を申請 →市の関係各課と協議 →建築確認申請 → 建築確認済証交付 → 事前協議完了

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