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議員の書き下ろしコラム

 

2003年7月15日

ゆはら季一郎

 7月15日は、党議員団で今年の第23回党大会で提案される「党綱領改定案」の学習の日となった。不破議長が綱領改定案について3時間半にわたって行なった報告を、みんなで輪読したのである。
 ごく一部しか紹介できないが、最後の第5章では「社会主義、共産主義という二段階の呼称は適切か?」が検討されている。実は、こういう表現での二段階論はマルクス、エンゲルスにもないものである。彼らは未来社会を「社会主義」という用語を使うことも、「共産主義」というときもあったそうだ。未来社会の低い発展段階が「社会主義」で、高度な段階が「共産主義」だといった使い分けをしたことは一度もないのである。 
 日本共産党は未来社会を、社会主義社会と共産主義社会を区分してとらえるこれまでの二段階論はとらず、一つの社会の連続的な発展としてとらえる立場を明確にし、綱領では「社会主義・共産主義」と表現することにした。(綱領改定案は多岐にわたっています。是非全文を読んでください。ここではごく一部しか紹介できませんので)

 さて全文を読了し、最後の余白に「2003.7.15 議員団全員読了」と書いた。そしてあらためて党創立81周年の記念日であることを知った。残りの学習は、後日時間を取ることにして会議を終えた。

 帰りの車の中、中国と北朝鮮が核問題で突っ込んだ協議を行なったというニュースを聞いた。中国政府特使として北朝鮮を訪問していたタイヘイコク特使は「北朝鮮の核問題について突っ込んだ意見交換を行なった」「中朝双方とも真剣に準備してきており、一定の共通認識を有している」と語ったとのことである。
 私が注目したのは、“タイヘイコク”特使についてである。たしか昨年の不破議長の中国訪問で会談した一人にそんな名前があった記憶がある。帰宅してすぐ不破議長訪中記「北京の五日間」を開いた。
それによると代表団は8月26日午前11時、成田空港出発、午後1時15分北京空港着。午後4時半からは、さっそく中央対外連絡部の戴秉国(タイヘイコク)部長との最初の会談が始まることになる。

会談は中国側から申し出のあった「両党関係および両国関係」など12項目について意見交換が始まった。そして、朝鮮問題についても、戴秉国部長が「そう詳しくはないが」と遠慮がちに言いながら、北朝鮮の事情について自分の経験をもとに率直に語ってくれたのは、ありがたかった。この間、金正日(キムジョンイル)総書記の二回にわたる訪中があり、戴秉国さん自身が何回もあって話し合ってのことだけに、大変貴重な話しを聞いた

と不破議長は書いている。
また不破議長は、世界のいろいろな問題について話し合いながら、強く実感したのは、私たちがこの数年来展開してきた外交活動が、国際政治の真実にせまるうえで、政府外交と違う、一つの有力な意味をもちえた、という点である。その一つとしてサウジアラビアの変化を紹介しています。

 湾岸戦争のとき、サウジアラビアの大使は、大使館を訪ねた不破さんに、「共産主義者と同席せず」といって5メートルも離れたところでしか聞いてくれなかった。それが2001年秋のあるレセプションでは、「不破さんたちの対テロ戦争反対の手紙を国王に届けました」と話しかけ、「サウジアラビアも日本もアジアの国、心は一つです」と語ったとのことです。

 私は、日本共産党の野党外交がすこしづつではあるが、日本と世界の平和に貢献しているという確信をもった。そして中国のタイヘイコク特使・外務次官の北朝鮮との話し合いにも、日本共産党の心が生かされているのではないかと勝手に納得したところです。今年も気分のよい党創立記念日を迎えることができた。

 
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